マインド・サイエンスのWebサイトを読んでいただいている方々に共通した内容の質問やお悩みを採用して、それらにお答えしていきます。
マインド・サイエンスでの催眠療法の特徴や方針をご理解いただけるように努力します。一般的ではないご質問は掲載いたしません。ご理解下さい。
もちろん個人が特定できないような配慮を十分に行います。回答を多くの方に読んでいただき理解やお力になれることを願っております。
どうしても個人的にのみ返答を希望される方はその旨をお伝えください。
多くの方に、様々な催眠療法の誤解を越えて“心の病や精神的な苦痛は治せます‼”ということをぜひ知っていただきたいと願っております。
心の問題を深くご理解いただき不安を解消されるために、ご質問や疑問などがございましたら、お気軽に電話もしくはメールにてお尋ね下さい。

《 質 問 》
1、技術面は全く異なるとは思うのですが、「催眠状態にして暗示をかける」という手法は同じなのでしょうか?
  もし、異なるのであれば、どのような手法かお教え願います。
  (ちなみに、呼吸法や自律訓練法を学ぶことにより、軽い催眠状態のような感じになれる場合もあるのですが、単に心地
  よいだけであって、精神の面で改善するまでには至りません。)

《 回 答 》
マインド・サイエンス独自の催眠療法は、もちろん「催眠状態にして暗示をかける」という手法も含まれますが、それ以前に、なぜ心の病に至ったのか? または、なぜ精神的苦痛や身体的症状に苦しんでいるのか? という因果関係をカウンセリングによって明確にしていきます。そうした結果をふまえて、理性面での理解を通して必要な認知の修正などを行っていきます。
著書などにも「理性の理解、感情の納得」と書いて説明しておりますが、理性が因果関係を理解して始めて、催眠性暗示が心の深い領域(無意識領域)に受け入れられるものです。その結果、感情を納得させることができます。
感情が納得して暗示を受け入れてくれれば、無意識的に情動反応として生じている心の病や身体的症状は軽減し始めて治っていきます。
テレビ番組などで催眠ショーを見られて、催眠に関する誤解をお持ちの方々も多いこととお察ししますが、ショーはあくまでも一時的な心の状態をつくり出して視聴者を楽しませるものです。もちろんやらせの場合もあることでしょう。しかし、そうした催眠状態には持続性がありません。催眠を解かずに放っといても自然に本来の状態に戻ってしまいます。
そうした心の一時的な変化では、心の病や精神的苦痛は治せないのです。
心の問題というものは、症状を作り出している原因がある以上、原因を特定しその原因に焦点を当ててしっかりと見つめ適正な対処をする必要があります。
質問の中に書かれている「ちなみに、呼吸法や自律訓練法を学ぶことにより、軽い催眠状態のような感じになれる場合もあるのですが、単に心地よいだけであって、精神の面で改善するまでには至りません」ということから推測すれと、あなたは催眠に深く入れないタイプのように思われます。
催眠状態に深く入れるかどうかは、その人の脳の特性としての違いがあります。催眠状態に深く入れるタイプの人は、右脳が活性化されている人です。催眠に深く入れる人ほど、イメージの視覚化も鮮明にできますし、集中力があります。もちろん左脳派の人も集中力はあるでしょうが、脳の活動している総合的な部位が違うのです。
しかしながら、深く入れる方が効果的だと思われることも間違いです。ショー催眠と同じで、どんなに深く入ってもそれだけでは一時的な変化でしかありません。
それゆえに、催眠療法において必要なことは、個人差がない程度の軽い催眠状態(変性意識状態)になっておれればそれで十分なのです。この変性意識状態を催眠性トランスとも呼びますが、この状態には、誰でも入っていけます。

精神面での改善の為には、理性が納得し、認知の修正も終わっているという条件の下で、催眠性トランス状態での繰り返される無意識領域への暗示が必要なのです。繰り返しの暗示のために、催眠暗示CDを希望者の方にはお渡ししております。
無意識領域とは、トラウマの座とも呼ばれる大脳辺縁系の情動を司る部位のことです。この部位での脳活動は、一定の条件が満たされた時以外はほとんどが意識化(自覚)されません。それゆえに無意識領域なのです。

心の問題は、脳科学的な見地からいえば、この無意識領域を探り、不適切な反応を意識領域(前頭皮質)で制御できるようにする必要があります。そうした脳の働きの調整を、心理療法によって改善していきます。

マインド・サイエンス独自の催眠療法とは、心理療法を背景とした独自の催眠療法なのです。
メインのホームページ:催眠療法.com も再度目を通していただきたいと願っております。